Choral Conductor
合唱指揮者
山﨑志野
Shino Yamasaki
© Misaki Tachibana
1992年生まれ。
島根県出身。ラトビアのリガ在住。
島根大学教育学部音楽教育専攻卒業。
2017年より、バルト三国のラトビアのヤーゼプス・ヴィートルス・ラトビア国立音楽院(Jāzepa Vītola Latvijas mūzikas akademija)合唱指揮科、修士合唱指揮科を修める。在学中、2022年ストックホルム王立音楽大学で交換留学をする。
合唱指揮を松原千振、Fredrick Malmberg(フリェデリック・マルンベリ)、Andris Veismanis(アンドリス・ヴェイスマニス)、オーケストラ指揮をViesturs Gailis(ヴィエストゥルス・ガイリス)、Glenn Mossop(グレン・モソップ)の各氏に師事。
現在、ラトヴィア放送合唱団のアルト歌手、ラトビア大学混声合唱団Dziesmuvaraの指揮者として活動する。
2022年3月にはラトビア放送合唱団とリトアニア人作曲家Juste Janulyte作曲「Aquarelle(水彩)」のラトビア初演。同年6月にはコンサート「英国の宗教合唱作品」で室内合唱団アベ・ソルを指揮。
2023年第8回若い指揮者のための合唱指揮コンクールで総合2位およびオーディエンス賞受賞。
2021年第2回国際合唱指揮者コンクールAEGIS CARMINIS(スロベニア)総合第2位、スロベニア現代合唱作品優秀演奏賞を受賞。
2021年イタリアのトリノで開催されたフォスコ・コルティ・国際合唱指揮者コンクールではセミ・ファイナリストとして招待される。
同年ラトビア国立美術館Rīgas Biržaで演奏されたインスタレーション・パフォーマンス『自由の次元 声の儀』で作曲、指揮を務め、2021年ルクセンブルグ国際芸術賞 芸術功績証を受賞。
2020年にはラトビア放送合唱団のサンタ・ラトニエツェ作曲「War.Sum.Up」レコーディングプロジェクトで指揮者カスパルス・プトニンシュのアシスタントを務める。
合唱指揮マスタークラスにも複数参加し、その過程においてオランダ室内合唱団はじめ、スウェーデンのS:t Jacobs Kammarkör 、S:t Jacobs Vokalensemble、エリック・ヴェステリ室内合唱団、オルフェイ・ドレンガルと共演。
Gary Graden(ゲイリー・グラーデン)、Krista Audere(クリスタ・アウデレ)、Mathieu Romano(マテュー・ロマノ)、Kaspars Putniņš(カスパルス・プトニンシュ)、Cecilia Rydinger(セシリア・リデュンゲル)、Erik Westberg(エリック・ヴェストベリ)、Josep Vila i Casañas(ジュゼップ・ビラ)各氏講師に学ぶ。
在学中、歌い手としても積極的に活動し、2017年ー2022年までRiga chamber choir AVE SOL(リガ室内合唱団アヴェ・ソル)の団員として活動。
2017年以前 -日本-
大学在学時より合唱団員の歌い手として積極的に活動を行っており、エリザベトシンガーズ(準団員)、Noema Noesis、Japan Chamber Choir、合唱団pneumaに所属をし、研鑽を積む。
中でもプロジェクト合唱団への参加は彼女の合唱経験において大きな影響を与えており、世界青少年合唱団(World Youth Choir)、アジア・パシフィック・ユースクワイア(Asia Pacific Youth Choir)、JCAユースクワイア(Japan Choral Association Youth Choir)などに参加し、様々な合唱音楽に出会う。
2012年Cricket Ensembleを結成し、2013年プラバ室内合唱コンクールでコンクール大賞受賞。
2015年ひろしまユースクワイアでは指揮者として参加。
2016年島根県にてプロジェクト合唱団だんだん の実行委員を務め、練習指揮者を務める。
2024.07.03